BSデジタルクリップ集

1080iの素晴らしさ。ハイビジョン収録されたコンテンツを見ていると、もうNTSCには戻れない。VPL-VW10HTに出画すると、そこには16:9の窓があって、そこから実際の景色を見ているかの様。たぶん、このプロジェクタは、現在我々が入手できるうちで1080iを最も美しく表示できるディバイスのひとつだろう。

40年以上前の規格であるNTSCからようやくテレビ放送フォーマットがバージョンアップされたことになる。これだけ待つと、その差は著しい。これはテレビ放送の革命だ。

ただし、画像の美しさはソースに依存する。いくら信号が1080iであっても、それがNTSC素材のアップコンバートものであったりすると、画質は明らかに甘くなる。この違和感が意外に大きい。現在はせっかくのデジタルハイビジョン放送であっても、その素性の良さを発揮できないでいる番組やCFも多い。このへんのところ。コンテンツをオールハイビジョン素材で構成することが、そのチャンネルの評価になっていくだろう。